インタビューの文字起こしが終わらない #デジタルマーケの現場課題

#デジタルマーケの現場課題, コンテンツ, 顧客インタビュー

デジタルマーケティングの現場で生じるさまざまな課題。
現場の実際の声をもとに、その問題の原因や解決方法を一緒に考えていくのが「#デジタルマーケの現場課題」シリーズです。

今回の課題は、インタビューの文字起こしが終わらないという問題です。

デジタルマーケティングのコンテンツ制作の現場では顧客事例のインタビューや導入事例のインタビューなど直接録音し、それを文字起こししてコンテンツ化するという進め方が一般的です。

インタビュー自体は時間を決めて話を聞けさえすれば終わるのですが、肝心なのはインタビューが終わった後にそれをちゃんと文章にしていく作業ではないでしょうか。

しかしながらデジタルマーケティングの担当者はインタビュー記者ではありませんから、うまく記事にできないということもあるでしょう。
今回はこの文字起こし=ライティングについて、考えていきたいと思います。

実は、こうした文字起こしが時間がかかってしまう、ないしはそもそもやり方が分からないといった問題はどこに起因しているのかとこれを考えていきます。

インタビューの考え方

最初に原因として考えられるのが「インタビュー自体、考え方や捉え方が間違っていませんか?」ということなんですね。

初心者に多いのですが、インタビューというと
「とりあえず話を聞いて、録音して、素材からどうにか原稿を作る」
そんなイメージを持ってる人いませんでしょうか?

これ、間違いです。
私がこれまでお手伝いしてきた企業の方々は実はみんなこうした誤った認識を持っていました。

「話を聞いてそれを原稿にするんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実際には意識する順番として逆だと考えた方が良いでしょう。

つまり原稿を作るという作業が先でそのための素材作りとしてインタビューがあると考えることが必要です。

素材の整理ができていない

続いてインタビューの文字起こしが終わらない原因としては素材の整理がうまくできていないことが挙げられます。

インタビューに慣れていないと、当日取材時間1時間あったとして最初雑談しながら徐々に質問を進めていって最後は話が盛り上がって「あれもこれも」となってしまうことがあります。ただ、後で録音をきくと驚きます。

話を聞いていた時は盛り上がっていたから「これ原稿にしても大丈夫だろうな〜」と思うんですけれども、実際に文字起こししてみると実は盛り上がったと思う箇所ほんの一部だったりします。

または、そもそもその部分は文章にするとあまり意味が伝わらなかったりとかですね、取材時の感触と大きく異なってしまうということが起きてくるんですよ。

その”感触の違い”というものも踏まえて文字起こしていくわけですけれども、素材のどの部分を使おうかというのが考えながらやらなきゃいけません。
非常に時間がかかるということになります。

早く終わらせる方法を知らない

三つ目が原因として、素早く文字起こして終わらせる方法を知らないということです。
録音データがあったとしてそれを文字起こしの業者や自分で文字起こしをしていくわけですけれども、文字起こしの方向知らないとそれだけ時間がかかってしまうわけです。

1時間のインタビュー音声文字起こしするのは4時間ぐらいかかりますから、半日ぶんの作業しかもそうと疲れる作業をおこなってやっと文字起こしが完了するという状態になります。そこからさらに文章を整えて話し言葉を書き言葉に変えて段落を整えてとやっていくと、とても1日で終わらないんですね。

デジタルマーケティング担当者はライターの仕事だけではないので、実際には日頃の様々の業務の中でこうした文字起こしをやっていかなければなりません。
本当は該当するべきなのは分かっているけれどもどこから該当したらいいのかわからないといった具合だと思います。

このように音声データがあるからといって、必ずしもスムーズに文字起こしに進めるわけではないということなんですよね。

いつまでも時間がかかる方法しか知らないと、インタビューするたびごとに業務の負担が大きくなります。結果、スピードが落ちます。

特に顧客事例や導入事例のインタビューというのは一つやって終わりではなく、実際には2、3社同時に並行して進めます。おまけにホームページの掲載したいタイミングも早めのことが多いと思います。

そのため時間のかからない文字起こしの方法や手間をかけないための準備というものを知っておく必要があるのではないでしょうか。

解決策

では上記のような原因があるとしてどんな解決策があるのでしょうか少し解説していきたいと思います。

素材を取りに行くという意識に変える

最初にインタビュー自体の捉え方なんですがこれは簡単で作りたい原稿が先にあってそのための方法として痛みがあるという意識を持っておくことです。

具体的にはとりあえず話を聞こうというスタンスをやめて「こういう原稿が作りたいからこの人にこういう言葉を言ってもらいたい、そのために実際に時間を取って実際話していただく場を持つ」という意識を持つことです。

これは遠慮する気持ちとか相手にそんなことしてもらうの悪いなという気持ちがどうしても出てしまうために遠慮してしまうのです。
とりあえず相手に話してもらおうだと実は使えないケースが出てくるんですね。
使えないよりは、使えたほうがましだと思います。

あくまで目的と手段については、インタビュー現場で乱されず正確に実行するべきだと思います。

素材は場面ごとに分けて録音する

続いては音声素材の整理ができていないということです。
実際には取材現場でとりあえず1時間まるまる一本回してしまって後から音声を開けようとしてしまうんですけれども、これも悪手です。
自分が文字起こしする場合でもあとから分からなくなるほどですから、できるだけ素材は切って収録するのがお勧めです。

録音のコツとして、相手が話し始めていきなり回すのではなく、最初に取材開始時には印刷していった質問内容や取材となどを説明する時間を設けた上で相手について聞く部分と自社の商品さゆりついて聞く部分は音声の録音を1回切って仕切り直してから聞く。

こうすることで優先的に処理する素材が明確になりますし、データの管理も楽になります。特に予定が変わって自分自身が文字起こしができなくなった場合に人に任せることになるのですが人に任せる場合もこのようにチーム別に細かく分かれていたほうが処理がしやすいです。

音声認識を活用する

最後に文字起こしする方法を教えるということなんですけれども、音声を聞きながらタイピングするという方法ではなく音声認識をはじめとしたテクノロジーを活用する必要があります。

例えば音声データが入ったボイスレコーダーをパソコンのマイク端子に繋いで再生し、入力を音声入力モードにすることでスムーズに入力していくことができます。
また、有料のソフトで音声データアップロードすると自動的にテキストになって帰ってくるサービスもいくつか存在しています。

いずれも書き起こし精度100%とはいきませんが7割程度の精度で帰ってきます。
それを見ながら音声と1度照らし合わせてチェックすればよいわけですから、ゼロから行うよりもはるかに効率的だと言えるでしょう。

工夫のしがいがあるのがインタビュー

インタビューの文字起こしが終わらない課題について上記三つの解決方法について解説してきました。

やはりインタビューというのは話を聞くのではなく素材を取りに行く作業だということを担当者は肝に銘じる必要があります。

なかなか高くが難しいジャンルでもあるので実際に現場で体験して覚えていくしかないのですが、何度か行うことで自然と進め方が身につくようになります。
特に作業の効率化という意味では効率化を意識すればするほど結果が変わるジャンルだとも思います。
工夫のしがいがあるということですね。

インタビューの効率的な進め方素材の処理の仕方を覚えて、より効率的なインタビューコンテンツの制作を行っていきましょう。

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