社内に動画担当者を育成するメリット
社内に動画担当者育成して動画マーケティングを をやりたいと考えている人は多いと思います。
社内に動画担当者を育成することで、動画をすぐに撮りたいといった場合に、会社の中で企画を立てて撮影をして公開をしていくといった一連の流れがスムーズに行なえます。
動画担当者を育成することで、単に毎回動画業者を探して外注してできた動画を合わせて……といった面倒な作業がなくなり、スムーズに動画を始めることができます。
このように、社内に担当者を育成するメリットは多くあります。社内の担当者を育成することで、業者の言われるがままに撮影をして、その都度動画を考えていく手間が無くなり、会社全体の方針に沿って社内で動画を作っていくことができるようになります。
社内に動画担当者を育成する準備
では、こうした社内の動画担当者を育成するためにどんなことが必要なのでしょうか。
誰を任命するか
最初に考えるのが誰を任命するかということです。
基本的に動画マーケティングは「販促」「広告」の部門に入りますから、販促や広告部の方の中で適任の方を選ぶといった流れになると思います。
特に動画に興味があったりとかカメラが好きだったりとか、もしSNSが好きだったといった形で、デジタル・SNSに慣れ親しんでいる若い世代の方が多くなるかと思います。
またその中でも単にカメラが好きではなくて、カメラを使って何かするのが好きとか、SNSを使って何かするのが好きと言った、“機材バカ”にならない人をうまく任命するのが大事ではないでしょうか。
どこまで任命するか
二つ目のポイントはどこまで任命するかということです。
動画マーケティングは、程度を自由に決めることができます。企業の戦略全体に基づいてどれくらいの予算をかけてどれくらいの人員とエネルギーをかけてどれぐらいの成果を出すか。これをいくらでも決められちゃうんですね 。
YouTube一本を作るのも動画マーケティングですし、新商品を2年間売っていくために、その集客母体となる動画チャンネルを本格的に運営するのも、動画マーケティングですよね。
では、その範囲をどこまで行なって、それをその担当者にどこまで任命するか。
当然、初めてやる場合はいきなり2年間のプロジェクトを走らせるの非常に不安ですから、最初はひとつ広告を作ってみたりとか、一本の YouTube 動画を作ってみたりといった少しずつから始めると言ったのが賢明かなと思います。
任命の範囲としては、まずは一本一本の動画の企画からその完成までを任命させて実際できたかどうかというのを見てみるのがいいかなと思います。
どれくらい任命するか
続いてがどれくらい任命するかということですね。
実際にですね、動画を始めるにあたっては動画ってすぐできそうな感じがするんですけれども、どんな動画を作るのとか、なぜその動画を作るのといった意図ですよね。動画の意図を担当者が説明できるようにならなければいけないと。
動画を作るのはすぐできます。ただ、なぜその動画なのかっていうの説明できる形には一定の勉強期間というのは必要なんですね。
そうすると、なかなか販促部や広告部は忙しいでしょうから、広告部の業務の合間に動画作るのは、結構やめたほうがいいんじゃないかと。やるなら1000人で、3ヶ月とかですね。
半年は集中的にリサーチさせて取り組ませた方がいいんじゃないかというのが経験と言えるかなと思います。
片手間だとどうしても動画は作れるんですけれども、意味のある動画作れないなといった形ですね、実際には一本の動画を作るまでが長いので、一本目から二本目とか一本目から三本目、十本目までは近いです。一本目を作るまでがとにかく長いので、その意味では1000人で最低3ヶ月は任命させた方がいいかなという風に思います。
部署を超えたコンビネーションが求められる
社内に動画担当者を育成する場合に忘れちゃいけないのが、部署を超えたコンビネーションが求められるということなんですね。
動画マーケティングをちゃんとやるに際しては、広告の中だけとか販促の中だけでは閉じないことが多いんですね。
他部署、つまり商品開発部とか外の営業部ですね。ネット広告じゃないリアルな営業部とかと密に連携をして、その上でどれぐらいの役割を動画マーケティング担わせていくのかを常に調整しなければいけないんですね。
動画マーケティングでは、実際には動画を作ってみせる、その次があるわけですから、その次のステップがどのようになれば会社全体として利益が大きいのか。
これを考えるためには、各部署との調整能力が非常に必要になります。
その意味で先ほど言ったように、誰を任命するかという意味では、他部署とコミュニケーションが取れる人が実は大事なんですね。これはカメラに詳しいとかパソコンに詳しい以上に必要な素質です。他部署を動かすようなリーダーシップがとれる人を任命するべきということが言えます。
動画マーケティング担当部署の完成形
さてこうした動画マーケティングの担当部署として一つ完成形としてどんなことがあるか。
動画マーケティング担当部署の完成形としては、最初に動画を学ぶ・動画の販促を学ぶ・動画のマーケティングを学ぶ、その基本的なベースがあること、学ぶベースがある人、そして他部署を越えてコミュニケーションが取れる人。そしてコミュニケーション取った結果それを動画に反映させなければいけませんから、当然企画能力とか、戦略を立てる能力というのが必要になってきます。
ただ一人でできないです。結局社内でやろうとすると、どうしてもわからない専門的な部分とか数字の部分が分からないというところなので、結局、細かいところはプロに学ぶ姿勢も必要なんですね。
広告のプロ・動画 やSNS のプロ、動画広告のプロこういった方々を常に探しながら、自分の中に取り込んでいく姿勢。そしてそれを社内にも完了していく姿勢。
これが動画マーケティング担当者を社内で育成する際の一つの理想像かなという風に思います。
やりがちなのが、お前カメラ詳しそうだから動画をやれって言うのは間違いですね。むしろ外に視線が向いている人、カメラを当然触ることも多いと思うんですけれども、そこはあんまり素質として必要ではないかなという風に思います。
動画担当者が進める実務手順とは?
こうした社内に動画担当者を育成するステップについて、実際にその動画担当者がどのような手順で進めていけば良いのか、これについてはこちらの PDF にまとめました。是非ご一読いただき、間違いのない動画担当者育成を進めていってください。
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