この記事は企業の担当者の方で、これからセミナー業者を探してみたい、またどんな業者に依頼すればいいか迷っている、そんな方に向けてお伝えしていきます。
セミナー制作代行業者とは?
最初にお伝えするのが、セミナー制作代行業者とは何かということです。
企業がこれから動画を作りたい・動画マーケティングをやっていきたいといった場合に、自社で動画を作ることが難しい・自社に動画を作れる人がいない。そういった場合に選択肢に入ってくるのが、制作会社への依頼です。
セミナー制作代行業者を検索すると、都内を中心にたくさんの会社があります。
基本的には1時間いくらとか、1日いくらといった形で時間制で値段を決めるというのが一般的です。
指定のレンタルスタジオや、または専用のスタジオを持っている制作業者もいます。
基本的に依頼側は、衣装と内容だけ用意していけばいいといった形で、動画制作がすぐに可能です。
ただし、1時間だけ撮影するということはできず、例えば丸2日間や3日間など、まとめて撮影することが多いと思います。
セミナー制作代行業者を呼ぶタイミング
セミナー制作代行業者は、どのタイミングで呼べばいいのでしょうか。
動画を「やろう」と思った瞬間(企画段階)で相談すればいいのか、それとも、もうやることが全て固まったタイミングで呼べばいいのか、タイミングが迷うところであると思います。
基本的に初心者で何からやっていいかわからないと言った場合は、「最初」に相談するのがいいかと思います。撮影に際して何を用意したらよいのか、どれくらいの分量だと何時間ぐらいで撮り終わるのか、といった経験的なところを教えてくれると思います。
セミナー制作代行業者がやってくれること
セミナー制作業者は色々なアドバイスをしてくれる存在ですが、動画マーケティングのすべてをやってくれるというわけではありません。
特に、どういった予算決めで、どういった内容をどの構成で話せばいいのかとか、といった、成果に直結する部分についてはアドバイスをくれるわけではありません。
あくまで時間制で撮る時に、どうすれば撮影がスムーズに進むのかといった、どっちかと言うと制作側の視点からアドバイスをくれるんです。
動画を作ることは目的ではなくて、あくまで、動画を使って売り上げあげたいとかですね。動画を使ってマーケティングをしたいと言った場合、マーケティング観点からアドバイスをもらうことは難しいです。
実際彼らはどちらかと言うと、受託業者ですから、彼ら自身が動画を使って売り上げを上げたとか動画を使って顧客を増やしたと言った経験はなかなかないことが多くてですね、基本的にはカメラをやってくれる人と考えた方がいいです。
カメラで撮る以外のこと、戦略立てとか、広告の出し方とか、そういったところはタッチしてくれないので、ここは注意が必要です。なんでもやってくれるわけではないというところですね。
セミナー製作代行業者選びの注意点
続いてセミナー制作代行業者選びの注意点もお伝えします。
値段は時間で決まる
注意点としてはあくまで値段は時間で決まるというところですから、当然業者としてはできるだけ長い時間やってほしいわけです。当然長い時間やると企業側の負担も大きくなるんですけれども、長い時間やったからといって、必ずしも成果が出るとは限らないというところが難しい点です。
特にセミナー動画の撮り方が分からない状態で、ただ3日間時間を取って、3日間撮影に臨んでもなかなかいいものができないと言ったことがあります。
セミナー制作代行業者は「三日間やりましょう」と言うのだけれども、企業側にとってそれがプラスではないというところがあります。
またセミナー業者は内容についてあまりアドバイスをしてくれないので、結果的にあまり良い内容ではないものを長時間かけて作ってしまったということも起きてしまいます。
質の悪い業者もたくさんいる?
また、セミナー撮影ですね、セミナーの撮影の分野は、実は撮影にあんまり技術がいらないんですね。それとあまり技術がない人でも制作業者として起業できてしまうと。言い換えれば質の悪い業者もたくさんいるということなんですね。これは気をつけないといけないと。
特に創業間もない制作会社です。若くて信用のない会社は価格が安くてスピードも早いけれども、単純に撮影が下手だったりしますから、質の悪い業者もかなりの確率でいます。これは、注意したほうが良いかと思います。
機材面ではそんなに差は出ないんですけれども、画角の取り方や光の当て方など、細かい撮影技術はやっぱり違います。プロが見ると「あれ、素人業者だな」と分かるんですよね。
スタジオで働いた経験もなしに起業したセミナー業者だと、こういった基本的なスキルもないまま撮影されてしまうといった形で、質が悪いものができちゃうということになります。
撮影と編集は別料金
最後に注意したいのが、撮影と編集は別ということです。
撮影はデータを作ること生データを作ること素材を作ることを言いますから、編集はまた別料金であったりとか、編集をタッチしてくれないといったところが注意点です。
撮影と言うと、編集まで入ってるのイメージをしてしまいがちなんですけども、基本的には別ですから、必ず編集は誰がやるのかこれを確認しておいた方が賢明です。
価格やスピードで選んではいけない理由とは
さて、ここまで話してきてなんかセミナー撮影業者に頼むの微妙だなと思った人も多いかもしれません。
実際最初にですね、業者に頼むのは早いんですけれども、実は正解に行きつけない可能性が非常に高いです。価格とかスピードでは確かに自分でやるより早い感じがするんですけれども、動画っていうのは作ればいいもんではないですよね。
成果が出る動画を作らなければいけないし、その正解というのは代行業者では持っていないといった形で、実は価格とかスピードで業者を選んでしまうと、何も使い道のないあまり成果の出ない動画が出来上がってくるというのがよくあるケースです。
そのため価格やスピードで選んではいけないということがいえます。
ではどうすればいいのか。
価格やスピード以外で選べるといったポイントとして、
・構成を考えてくれるか
・マーケティング観点からアドバイスしてくれるか
ということが大事なんですね。
動画というのはやっぱり後から修正が効きませんから、いかに良い内容で必要、かつ十分な内容で動画を撮れるか、そしてそれを提案してくれるか。
それは時間単位で値段を請求してくるような業者では絶対でない提案なんですね。そうではなくて、動画の企画をしてくれる人、動画の立ち上げ段階から入ってくれる人を先に呼ぶべきですね。
この場合、価格やスピードではないところでプランニングをしてくれます。
価格やスピードでは選んではいけないということになります。
撮影より大事な動画の企画とは
ではこうした撮影より大事な動画の企画とかプランニングは誰が担当するのかと。またこれはどういった考え方に基づいて行なわれるのかと。
動画マーケティングは最終的に企業の売り上げを伸ばすことが目的ですから、そこに対して動画を使うことがベストであるのか、動画使う場合はどんな動画をどれくらい作ればベストであるのか。これは、経験しないと分からないところがあるんですね。
ではそのプランニングのプロとして何ができるのか。動画のプランニングはどんな視点から行なわれるのか。これについてはこちらの PDF にまとめましたので、是非ご覧ください 。
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