その6秒に何を込めるか?YouTube動画広告で心を掴む

YouTube動画広告の特徴

皆さんこんにちは。株式会社メディア・コンフィデンスの早野龍輝です。

今回は YouTube動画広告、なかでも特徴的な「6秒バンパー広告」についてお伝えしていきます。

YouTubeの動画広告の特徴

最初にお伝えしたいのがYouTubeの動画広告の特徴です。

YouTube動画広告は、みなさんも日頃YouTubeを見ているなかで見たことがあると思います。

YouTube動画広告と非常に特殊で、「6秒」と「30秒」という二つの時間軸で、それぞれ“壁”があるんです。

まず、「6秒だけの広告」というのがあります。

そしてそれとは別に、30秒を超えると、動画として料金が発生してしまう広告があります。

これはそれぞれ6秒ルール30秒ルールと言ってるんですけれども、YouTubeの動画広告を作るにあたっては、この6秒と30秒の壁を意識して動画を作らなければいけません。

まずは6秒で瞬間的に伝える。そして、30秒を迎えるまでに伝えきる。興味を持った人は、30秒を超えてからも見てくれる。
こういった動画のルールというのを踏まえて動画広告を作っていくと。

実際には動画広告を作る前に絵コンテというものを書くんですけれども、絵コンテを作る段階で

・6秒と30秒までにどんな内容を入れておくか
・31秒以降にはどんな内容を入れるのか

これらを考えてから動画をつくる必要があります。

最初にですね、なぜ6秒かというと、これはYouTube基準で決まっているのです。6秒経つとスキップできるようになると。逆に言うと6秒まで絶対に見てもらえるということなんですね。

発注者側はこのルールを踏まえ、「絶対見てもらえる」を許可の中にできるだけ伝えたい情報を詰め込むことが必要になります。

そして7秒目から30秒目までの間に次に伝えたい情報を入れていくわけです。

そしてよければクリックしてもらってランディングページに飛んでもらうし、興味がなければ30秒経つ前にスキップしてもらうのが一番いいということになります。

最も効率的でお金が無駄にならない動画広告の作り方ということになります。

ではこういった6秒について一つ考えていきたいと思います。

6秒で詰め込める情報

Googleの公式ブログ「Think with Google」には6秒のバンバー広告について次のように書いてあります。

・コスト効率が高く、かつ短期間で多くのリーチを獲得することが可能。モバイルへの配信に最適化しており、PC との重複接触も少ない。
・6秒という短い時間に合わせた One Message in One Creative が効果的
・キャンペーンのフェーズに合わせ、 TrueView と組み合わせることで広告効果の最大化が可能
(出典:「6秒で、気持ちをつかむ」)

「6秒には、たった一つのメッセージを詰め込めましょう」ということなんです。こちらリンクになるんですけれども、僕はこれ一つだともったいないなと思うんですよね。

僕自身もこれまでにYouTube動画広告を20~30本作ってきましたし、自分自身でアニメーションを作ったりしてるんですけれども、実際に作ってみると、6秒はとても長いんですね。

というのも動画というのが画像・文字・ BGM そしてその動きですね。モーションですけれども、これらを組み合わせると実はひと情報あたり、2秒もあるとかなりの情報が詰め込めるんですね。

特にナレーションを入れる場合は、そのレーションを倍速にしたり早口にしたりすると、さらに情報を詰め込むということが分かっています。

6秒にどこまで詰め込めるか?

ではこの6秒というのをひとまとまりに考えないで、2秒や3秒の組み合わせで考えてみてはどうかということなんですね。

特に2秒2秒2秒で三つポイントが伝えられたら、6秒の中にかなり情報が詰め込めるんじゃないかということなんです。

と言っても、YouTube視聴者は「広告を見よう」と思って集中して見てるわけじゃなくて、なんとなくクリックしたら動画が始まって、動画広告についてはあまり意識を払わないで見ていることが多いと思うんですよね。

するとその見てる側の気持ちに立つと、めちゃくちゃ集中して見る6秒を作るのではなくて、なんとなく見ていてもポイントが残るような6秒にしていくということが必要になってきます。

では、その6秒間に三つのポイントを入れるにはどうしたらいいのでしょうか。

そのためには、2秒で詰め込めるおおよその情報量の目安を把握しておく必要があると思うんですよね。

大体僕がやった感じだと絵文字で言うと3行がぎりぎりです。
「お得なキャンペーン実施中」、これを広告にすると
「お得な」
「キャンペーン」
「実施中」
で3行です。

それで画像があってナレーションがあってその文字が出てくるモーションがあると。これが大体2秒ぐらいでいけるんです。
例えば「待望の商品が登場」+「今なら無料キャンペーン実施中」+「詳しくは概要欄をチェック」これが大体6秒ぐらいなんですよね。

ここに写真を付けて、ナレーションをつけてモーションを付けると、実は結構もう情報量としては多いんですね。

これは一般的な形なんですけれども、ジャンルによっては「限定販売中」とかですね、ジャンルによっては「申込受付中」といったアクションに対してかなり具体的なアクションとその限定性を強調している人もいると思うんですよね。

そういった会社は6秒の中にそういったアクションを埋め込む要素というのを考えて、それをビジュアルで伝えにはどうしたらいいか、ナレーションで伝えるにはどうしたらいいかを考えていく必要があると思います。

くれぐれも6秒でひとまとまりではなくて、2秒または3秒の場面を2つや3つ繰り返していくということを考えておいてください。

6秒だけ見せるか、最後まで見てもらうか、クリックしてもらうか

さてこの6秒だけ見せるというのも実は有効なんですね。

6秒だけ見せるというのは、絶対に6秒は見てもらえるということを逆手にとって、その6秒の中にできるだけ情報入れていき、逆に7秒目から30秒目までの間はその保管として、もう一度その詳しい説明を行なっていく「二段構成」が大事なのです。

興味を持った人は広告の下に出てくる詳細をチェックのボタンを押しますし、興味がない人は飛ばすと。これで一つ成り立つと思うんですよね。

商品開発時に2秒の「ウリ」を考える

以上、6秒の考え方として6秒で視聴者の反応見るために何を入れていけば良いのかについて大まかなヒントというのを伝えてきました。

さてこの広告なんですけれども、実際は動画を作る前から勝負は始まっていると思うんですよね。

つまり、商品の開発とか商品の売りを考える視点でこのYouTube動画広告の6秒に対して何ができるのかというのを常に考えておく必要があると思うんです。

ただランディングページを見せられて、これで6秒・30秒のポイントを作ってくれてないと思うんですよ。そうではなく、動画広告を作る前に商品開発とか、販促部全体とチームを組んで協力をしてYouTube動画広告ではどのポイントを訴求したいのかというのを考えるべきなんです。

3つポイントをあげるとしたらどうか、そしてそれを2秒ずつにまとめるのはどういった文言になるのか、それを表現するにはどんなビジュアルやBGMが必要なのか。

これを常に考えておくことで、YouTube動画広告をすぐに作れる状態が手に入ります。

一つの動画広告に全ての魅力を詰め込む必要はない

注意したいのが、このYouTube動画広告は一つ作って終わりではないということです。
3つ作ってテストをして、またダメだったらまた3つ作ってテストをして・・・といった、かなり制作サイクルが短いのが特徴です。

すると、一つの動画広告に全ての魅力を詰め込む必要はありません

あなたの製品やサービスに色んな魅力がある中で、このYouTube広告にはこれとこれを入れよう、そして2本目のYouTube広告にはこれを入れようといった使い分けも必要だと思います。

いずれにせよ、2秒で売りをまとめておき、常に YouTube 動画広告で訴求できるように整えておく。これが必要なスキルなのです。

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