Editors Blog

メディア編集部にはフリー人材を入れることを推奨していますが、フリーだからといって居場所がなくていいわけではありません。むしろ、居場所を用意してあげましょう。

僕自身が普段、複数のオウンドメディアの編集部を兼任してノマドワーカーとして動いていますが、やはり毎日毎日カフェで過ごすのは疲れます。やはり、安定して電源とインターネット回線とプリンタがある環境は仕事にとってベストです(コワーキングスペースもいいと思いますが、僕は周りの声が気になりすぎるので向いていません)。

僕自身に限らず、作業環境を安定的に必要としているフリーライターやフリー編集者は存在すると思います。
そこでぜひ、メディアチームを外部を招いて作る場合には、できるだけ社内に外部スタッフ向けのフリーの作業場を用意してほしいと思います。
とはいっても、電源とWi-Fiのパスワードと、使っていない予備のデスクでかまいません。それをさらっと置いておくだけで、フリーの人々は意識的にせよ無意識的にせよそこで仕事がしたくなるわけですから、最終的にメディアにとって良い影響をもたらします。

大手企業でしたら、どうにか机を部屋の片隅にでも用意していいかもしれません。それか、打ち合わせ用のスペースが空いていたらメディア編集部本部を仮にでもいいので作ってみると、少しずつチームの意識も変わってくるのではないでしょうか。
さらに、社員だとなかなか気づかないのですが、企業にあるウォーターサーバーやドリンクバーのマシンはフリーランスにとっては非常に価値のあるものです。フリーランスはカフェにいると水が飲めなかったりして「飲み物は有料だ」という感覚になりますから、いつでも飲めることはポイント高いです。

本当にベンチャー企業で、とてもオフィスなんか見せられたもんじゃない、という方がいるかもしれませんが、ベンチャー企業はベンチャーなりの「勢い」「一体感」がありますから、フリーの身からするとその刺激に好きなときだけ触れられるのは良い影響もあります。「一緒にこのサービスを日本一にしようぜ!」という想いのもとでメディア配信を行っているわけですから、その空気感を日常的に体験できることは大切です。

あくまでフリー側の人間に選ばせるのがコツ

かといって、フリーの人間を「机も用意するから、何曜日と何曜日は定時で出勤ね!」というのは違います。これはフリーランス独特のモチベーションに依るため、理解が難しい面もありますが(笑)、あくまで「好きな時に作業していいよ!」というのを言葉と環境面と両方で用意しておくのが大切です。

フリーライターも編集者も、複数の案件をいくつかのクライアントから同時進行で請け負っているわけですから、毎日「どの作業をしようかなあ」と判断しながら過ごしているわけです。同時に、いろいろな場所を移動しながら作業しているとすると「近くにきたから、あのメディアの編集部デスクに寄ろうかなあ」となります。すると、オフィスに行けば担当者と会うことにもなりますから、話したりする回数が自然と増えていきます。
メディアは外部スタッフと内部担当者の人と人との関係性が密なほどうまくいくので、これは願ってもないことですよね。
オフィスにいる時間が増えれば、そのメディアで止まっている課題がないかどうかを考えますから、どんどん進行していきます。

どうですか? Wi-Fiはゲスト用のパスワードでかまいませんし、そうなるといらない机を置いておくだけでメディアがうまくいくことになります。
ぜひ、試してみてください。