Editors Blog

メディアを作りたいんだけどうまくいかない、という方の中でよく聞くのが「ライターはいるんですけれど、うまくいかないんです」という相談ですね。

結論からいうと、編集者がいなければライターはうまく動く事ができません。ライターと編集は必ずセットで、ライターだけがいても機能しないのです。
他の業界で例えていえば、家を建てる現場に施工の方がいても、設計図がないからどう動いていいかわからない状態です。

編集者の役割とは?

編集者がまず全体の構成を立て、構想の部分部分をそれぞれライターの特性を活かす形で割り振るのが理想的な形です。
ライターがいるだけでは、書きたくけどどこからどうしていけばいいかわからずもどかしい状態になりがちです。

特定のジャンルに詳しいライターだから大丈夫だろう」と考えがちですが、それこそが失敗のもと
知識があっても、それをどう伝えるかという出し方にもいろいろな方法があるため、ライターに書かせてもうまくできず止まってしまいます。

同様に、「まずはやってみないとわからないから、ライターの好きなように書いて欲しい。得意なんだろう?」というケース。これもうまくいきません。ライター側も、「好きなように書いていいなら楽だな」と思って書き始めるのですが、意外にも数回書いたところでちぐはぐになり、止まってしまいがちです。

これはなぜでしょうか。
文章を書くために大事になってくるターゲティングの側面から解説します。

ターゲティングはライター依頼時に必要

ターゲティングとは、「どの地域のどれくらいの年齢層で、どれくらいの年収の人にどれくらいのレベル感で伝えるか、またそのときのマインドはどうか」といった内容です。

特にウェブライティングではあからじめ編集やウェブディレクターがターゲット像を明確に定めておかないと、ライター側では決める事ができないため、知識があっても書けないということになりがちです。

もちろん、企画概要を伝えるだけで全体を斟酌し、平均以上のクオリティで記事を執筆してくれるプロライターさんはいらっしゃいますが、ほんの一握り。

また、そうした一流の方と記事を制作しつづけるためには結局ちゃんとしたチームを作っておかなければそのうち離れていってしまうものなので、いずれにせよ編集とライターの二人三脚は必須だといえます。

ライターだけでメディアは作れない、ということがおわかりいただけましたでしょうか?
全体のメディア構想があってはじめて、コンテンツ作り(ライティング)がスタートできるのです。